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‟ととのう”サウナで最高の体験

最近 ととのう という言葉をよく耳にしませんか? ブームは結構前から来ていたのですが、以前より耳にするようになりました。 私は元々サウナが苦手で、水風呂は大嫌いという ととのう から世界一遠い場所にいたのですが 「サウナ好きってなんかかっけー」と若干の憧れもありました。 そんな私が今回は、ととのう素晴らしさをお伝えします。

ライター/清水

まずは我慢から


ととのう素晴らしさを知ったからと言って、サウナそのものは好きにはなれませんでした。私はミーハーです。ととのうには絶対サウナの暑さを我慢する必要があります。私はサウナの時間は7分と決めていますが、皆さんは好きなようにしてください。ただしこの時間は地獄です。ずっと自分との戦いです。私は、隣で顔色変えず佇むおっさんに羨望の眼を向けながら、普段見ないテレビに集中します。サウナのテレビは超大事です。ニュースなんて流れていようものなら、怒りで体が余計熱くなります。こないだサウナのテレビがニュースで、腹を立てていたら隣にいた全然知らないおっさんも政治家にキレていました。仲間ですね。

神秘のベール


サウナが終わると、体内に宿る熱を逃さぬよう一目散に水風呂へ駆け込みます。いきなり入ると心臓が止まるので入水前に軽く水を掛けるのですが、やっぱり心臓は止まります。水風呂に入ったら、とにかく動かないこと!じっとしていると、だんだん寒さに慣れていきます。そのうち、体に寒さを遮断するベールを纏っているような感覚になります。これが神秘のベールです。私が勝手に命名しました。このベールが出来たらそろそろ出る合図なのですが、このタイミングで誰かが入水してきたり動いたりすると大変です。極寒の波がベールを引き裂き、アラスカの地で全裸になったような寒さが襲ってきます。でもこればっかりはどうしようもないので、我慢してください。

地獄から天国へ


サウナから水風呂、この地獄の工程を乗り越えたらやっと天国が見えてきます。最終工程は、外でボーっとすること、です。外気浴というらしいですが、間違ってても謝りません。外にでて、とにかくボーっとしてください。私は寝転んで目をつぶると、3割増しでぶっ飛びます。そう、ととのうとはぶっ飛ぶことなのです。こないだ「家ついてっていいですか?」に出てたサウナ好き夫婦の人が、飛ぶと表現していました。飛び方は人それぞれらしいですが、私はとにかく目が回ります。そして頭がグワングワンします。これほんとに気持ちいのか?と思うかもしれませんが、これが凄く心地よくなるんです。その日の体調や、サウナ&水風呂の回数でも飛び方は変わります。疑いがある人ほど試した方がいいです。責任は取りません。一つアドバイスするなら、外に寝転びの湯や椅子がある温泉にしてください。飛びの確立が上がります。

まとめ


無駄なことをたくさん書いてしまったので、簡潔にまとめます。

  1. 風呂に入り体を温め、水滴を払う
  2. サウナに5~10分、自分の体調に合わせて入る(サウナは段を上るほど暑いので注意)
  3. 水風呂で寒さに慣れるまでじっとする
  4. 外で座るか寝るか、どっちでもいいけどボーっとする
  5. 飛ぶ

以上が私なりの ととのう になります。私はこれを知ってから、銭湯がさらに好きになりました。ただ入浴するだけでも気持ちいですが、これを知っているといわゆる入浴マンネリ化に効きます。お家での入浴マンネリ化には聞かないので注意してください。これまで経験のない人は、とにかく1回は体験することをオススメします。責任は取りません。では、良い銭湯ライフを!