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ナチュラルクリーニングで大掃除

こんにちは!

今年も残りあと僅かとなりましたが、皆さん大掃除はもう始めましたか?

この時期になるとホームセンターやドラッグストアでは大掃除コーナーが設けられ、様々なお掃除グッズが販売されていますが、種類も多く、場所別に1つずつ揃えていてはたくさんの用具が必要になると思います。

そこで今回は、環境への負荷が少なく使う人にも優しい、エコ洗剤を使った我が家のナチュラルクリーニングをご紹介します。

どれも良く知られているものだと思いますが、参考になれば嬉しいです。

 

1.重曹

弱アルカリ性の性質を持っている重曹は、キッチンの油汚れや焦げなど酸性の汚れを中和・分解して落とすことができます。食用にも使われるほど安全性が高く、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。

粉末タイプのものは規定量の水やお湯で溶かして使用したり、少量の水を混ぜてクレンザーのようにして使うこともできますし、すぐに使えるスプレータイプも販売されています。

換気扇の付け置きや、ガスコンロ・トースターなどの焦げ落としにお勧めです。

 

2.クエン酸

酢や柑橘類に含まれる成分で、弱酸性の性質を持っています。

水垢や石鹸カスなどアルカリ性の汚れを中和して柔らかくする効果があるので、キッチンシンクや浴室の掃除に適しています。

 

浴室掃除のポイントは天井までしっかりきれいにすることです。

天井のカビが浴室内に胞子を撒き散らすことで様々な個所にカビを発生させるので、壁や床だけでなく、天井も忘れずに掃除しましょう。

天井の汚れと水気を拭き取りアルコールスプレーで拭き上げると、驚くほど浴室内のカビの発生を抑えることができます。

また、排水溝掃除には重曹とクエン酸を組み合わせて使うのもお勧めです。

重曹1:クエン酸2の割合で排水溝に振りかけ、お湯を少量ずつ注ぎます。(お湯をかけると発砲しますが、有毒ガスは発生しないので心配いりません!)

これで汚れと臭いはスッキリなくなります。

 

3.セスキ炭酸ソーダ

重曹と同じアルカリ性ですが、重曹よりもアルカリ度が高いため、汚れ落ちはアップします。重曹よりも手肌への負担がかかるため、手袋は必須です。

 

4.メラミンスポンジ

100円ショップでも手軽に購入でき、洗剤を使わず水で濡らすだけで水垢、焦げなど様々な汚れを手軽に落とすことができますが、私のお勧めは網戸掃除です。

水で濡らして絞ったメラミンスポンジで網戸の表面をなでるように擦るだけで、汚れやほこりが一気に取れます。(強くこすると網戸が伸びてしまうので、あくまで優しく!)

削りカスが落ちるので、下に新聞紙を敷いておきましょう。

 

メラミンスポンジは研磨作用によって汚れを落とすので、コーティングされたもの(ワックスがけされたフローリングや曇り止めがされた鏡など)、塗装されたものには向きません。使用するとコーティングや塗装が剥がれてしまうので、注意が必要です。

 

 

大掃除というと大変なイメージがありますが、汚れの性質を知り、それに合った洗剤を上手に使い分けることで、少ない用具で家中の汚れを手軽に落とすことができます。

また、手を付ける順番を考えて、付け置きでほったらかしにしておけるところから始め、その間に他の箇所を掃除することで、思ったよりも短時間で大掃除を終えることができます。

 

あとは、年末の片付けで出た不用品は全国のリサイクルマート・かんてい局へ!

スッキリ片付いたきれいなお家で新たな1年を迎えましょう。